メキシコで家探し ~探し方編~

こんにちは。

偽物通訳のエリカです。

 

前回はメキシコで家探しをするにあたって家の種類を紹介しましたが、今回は続編として「実際にどうやって家を探せばいいのか」を紹介します。

 

ここ数年の日本の家探し事情は私はあまり詳しくありませんが、日本には不動産屋がいっぱいあって、行けば希望条件に合う物件を紹介してもらえるので楽ですよね。しかし、メキシコには不動産屋が結構あるのかも謎ですし、現地採用の人で不動産屋にお願いして家探しをしたという話は聞いたことがありません(私の周りだけ?)。でも、不動産屋がなくても家を見つける方法はいくつかあるので大丈夫です。

 

 

①インターネットで探す

今や便利なネット時代。おそらく日本もそうだと思いますが、メキシコでも家探しはネット上で簡単に出来てしまいます。

一軒家をお探しの方は¨casas en renta¨、アパートをお探しの方は  ¨departamentos en renta¨、シェアハウスをお探しの方は¨cuartos en renta¨という検索ワードと共に州名や地域名を入れれば貸家や貸しアパートを紹介しているサイトが出てきます。その中で家賃や部屋の数など細かい条件を設定して絞り込み検索をすれば、希望条件に沿った物件のみを表示することが出来るのでとても便利です!

それから家の大体の所在地や、外観や内装の写真が掲載されていることが多いので家の雰囲気もわかります。もし気になった物件があれば、ページに載っている大家の電話番号に連絡をし、日時を相談して実際に物件を見に行ってください!

連絡の際は直接電話をかけてもいいですし、WhatsAppという日本でいうLINEのようなソフトウェアのチャットを使って気軽に連絡を取ることが出来ます。

 

 

②新聞で探す

新聞にも賃貸情報が掲載されています。新聞はコンビニで簡単に手に入るのでニュースチェックついでに家情報にも目を通してみるのもいいと思います(賃貸情報が毎日載っていたかは覚えていません。特定の曜日だけだったかも)。ただ、残念ながら家の写真は貼っていないので新聞に書いてある内容を見ただけではどんな家なのかわかりません。

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新聞に載っている賃貸情報

例えば上記の新聞で赤く囲った掲載には家の所在地、ベッドルームが3つ、バスルームが2つ、キッチンがあり家具付き、駐車スペースと中庭もあるということは分かりますが、やはり写真がないので分かりにくいですし、家賃がいくらくらいなのかもわかりません(家賃が書いてある掲載もあります)。

しかし、限られた情報しかないとしても、もし気になる物件があれば掲載されている担当者の番号に電話をして実際に見に行ってみる価値はあると思います!

 

 

③歩いて探す

もし、どの辺に住みたいか決まっているのであればその周辺を歩いて探してみるのも悪くないです。特にどの辺か決めていなくても、適当に散歩していて立地がいい場所があれば(スーパーが近くにあるなど)近くに空き家があるか探してみるのもありですね。

`Renta`と張り出しがあれば家を貸し出している証拠。家賃などの詳しい情報まで張り出していることはあまりないので、書いてある電話番号に連絡をして、実際に中を見せてもらいながら家賃情報等を質問することになります。

 

 

④知り合いに紹介してもらう

メキシコ人は他人に貸し出す目的で家を購入している人が意外といます。私の周りにも会社員として働いている傍ら、家の貸し出しも行い副収入を得ているという人がちらほら。

また、「私の持っている家が今空いているのだけれど、今家を探している人いないかな?」と向こうから聞いてくることもあります。全く知らない人に家を借りるとなるとその人が信用出来る人なのかわかるまで不安ですが、大家が知り合いだと素性が分かっているので安心ですよね。ちなみに、日本人慣れしているメキシコ人大家の中には、「日本人は家を汚く使わない」というイメージを持っている人もいるみたいなので、そういう人たちは日本人と聞くと喜んで貸してくれます。

 

 

どうでしょう?こうしてみると意外と家探しの方法はありますよね!

 

で、お勧めの探し方は?

人によってそれぞれ合った方法があるでしょうし、タイミングによって掲載にいい物件があったり、なかったりするので上記のどれかの方法を臨機応変に使ってもらえればと思います。

 

「んー。そうは言っても色々探し方があって迷う・・。」

という方がもしいるのであれば、私はインターネットで探す方法をお勧めします。私自身も実際に上記のすべてのやり方を使って家探しを行いましたが(つまり家探しが難航していたからあらゆる手段を使ったのですが。。)、インターネットだと写真や細かい家情報が載っているので、実際に家を見に行って「イメージと違った!」ということが少なかったです。つまり、ネット上である程度候補の家を絞り込める為、無駄に色々な家に足を運ばなくて済みます。

それから、実際に歩いて家を探した時や新聞を使った時は、電話で家の条件を聞かなければならず少し手間がかかりました。しかも、電話越しに容赦なく早口で話して来る人ばかりなので、スペイン語ブランクあり&メキシコのスペイン語に慣れていなかった私は家条件や住所がよく聞き取れず途中で断念したこともあります。。でも、インターネットで問い合わせる時は上記で紹介したWhatsAppでのやり取りOKの大家がほとんどです。ですので、質問をする時や、家を見に行く日時を決める時も、メッセージのやりとりで時間をかけて内容理解が出来た為(分からない単語があったら調べて)、とてもやり易かったです!あとタイミングかもしれませんが、インターネットに情報掲載している人たちの方が対応が早かったです。

 

さて、今回はこれくらいにしておきたいと思います。

次回は家シリーズ最後になりますが、「実際に私がどんな家に住んだのか(住んでいるのか)、そして住んでみての感想」を紹介したいと思いますー。

では、また!