メキシコの現地採用が住む家ってどんな感じ?

 

こんにちは。偽物通訳のエリカです。

前回、前々回にメキシコにある家の種類と家の探し方の記事を書きましたが、今回は現地採用である私が実際に住んだ家、今住んでいる家の紹介と実際に住んでみての感想を書きたいと思います! 

 

 

①最初に住んだ家 シェアハウス

実はこじんまりした一軒家を最初は探していたのですが、「これだ!」と思える家になかなか出会えませんでした。。でも、いつまでもいつまでもホテルの宿泊代を払い続けるわけにもいかず(しかも自腹)、早くホテルから出なくちゃ!と思い、とりあえず入居を決めたのがシェアハウスです。

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最初に住んだピンク色のシェアハウス

 

大家に連絡をし、その日のうちに家の見学に行けることに!

思っていたよりも良い家で気にいった為、すぐに入居を決め、次の日には大家に手伝ってもらい引っ越しをしました。家探しに苦戦していたため、ここに来てとんとん拍子に事が運び驚きながらも「やっと住む場所が決まったー。」とかなりホッとしましたね。本当に良かった。。

 

シェアハウスの家賃は光熱費とインターネット代込みで2,000ペソ(約1万2千円)シェアハウスにしてはこの値段は少し高めだと周りのメキシコ人には言われましたが、家の周りには大きな公園があり、まあまあ綺麗な住宅街で警備員もいたので、今考えてもそんなに悪い条件ではなかったと私は思います。家の中もまあまあ綺麗で、部屋にはすでにベッドやクローゼット、ソファーなどの必要最低限の家具はついていたので、家具を買いに行く必要がなく、すんなり新しい生活をスタートすることが出来ました!

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他に気にいった点としては、大家も同じ家に住んでいるということなので何か問題があってもすぐ相談できますし、入居者は女性限定ということだったので安心感もありました。

 

実際に住んでみて 

他のメキシコ人が茶碗を洗わない、他の人と共用だから好きな時にシャワーが浴びられない、休日の音楽がうるさい、勝手に知り合いを大勢呼んでくる等のちょっとした?不満は確かにありました。でも、同居人たちと一緒にご飯を食べに行ったり、たまにおしゃべりをしたりできたので、寂しさを感じることはなかったです。

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同居人のメキシコ人が作ってくれたご飯

それから、洗濯機がなかった為、住む前に少しそれが気になりましたが、朝早く起きて音楽やニュースを聞きながら手洗いをし、広い庭に洗濯ものを干すのもなかなか楽しかったです。(今まで洗濯機でしか服を洗ったことがなかったので。)

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シェアハウスの家の庭

 

そんな感じで意外とこの生活が気に入っていた為、本当はちゃんとした家が見つかるまでの短期間のみとりあえず滞在する予定だったのですが、家探しは結局せず、なんだかんだ1年ほどこのシェアハウスに住みました。

 

では、何故引っ越したのか

ですが、結局引っ越すことにしました。というか出ていかざるを得なかったのです。

 

実は、、

 

と話を続けたいところですが、長くなりそうなのでこの話はまた別の機会にするとしましょう。

 

 

 ②次に住んだ家 二世帯住宅

最初に住んでいたシェアハウスを急遽出ていかなければならなくなった為、以前会社のメキシコ人に紹介してもらった家に急遽引っ越すことにしました。大家は日本人に家を貸したかったようで、私のことを歓迎してくれました。

今回の家は完全分離型の二世帯住宅。大家が住んでいる家の一部が完全に仕切られており(別の玄関、玄関入ってすぐに4畳ほどの空間、ベッドルーム、シャワールーム&お手洗いがある)、私はそこに住むことになりました。

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家の玄関(内側から撮った写真)

家賃は家具付き、光熱費とインターネット代込みで3,000ペソ(約1万8千円)この家は結構綺麗で家の造りもしっかりしており(防犯対策で中に入るまで扉が3つある)、テレビも見放題だった為、家賃が3,000ペソでも納得。ちなみに鏡台や、本棚、服や小物を入れるための収納スペースもありました!

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それから、前に住んでいたシェアハウスよりも、シャワーの水の出が良く、また、お湯が出るまでの待ち時間も短かったです。前の家は自分でガスを点けて、お湯が出るまで10分程待たなければいけませんでしたが、今回の家は自分でガスを点ける必要もなく、蛇口をひねってから2分程でお湯が出ました!

 

実際に住んでみて 

大家はいい人で、家の防犯対策もしっかりしており、シャワーの水やお湯の出も良く、家の近くにスーパーや運動を出来るところがあったのでそれなりに気に入っていました。

でも、実は最初から気になっていたことがあったのです。

それはキッチンが無いことと、洗濯物を洗う場所も干す場所もないこと。。

ホットプレートや簡易用のコンロを使って簡単な料理をすることは出来ましたが(そもそも本格的な料理は作らないのでなんとかなりました)、流し台はないので食器を洗面所で洗わなければならず、それは正直嫌でした。。

洗濯に関しては徒歩10分ぐらいの場所にコインランドリーがあったのですが、こまめには行けない為、大量の服を持って行かなければならず。。しかも、コインランドリーが混んでいて待たなければいけないことがよくあったので不便でした。

この二点を大家に相談したところ、なんと大家の家のキッチンと洗濯機を土曜日の昼間のみ自由に使わせてもらえることに!

で、有り難かったのですが、やはり一週間に一回のみは不便ですし、大家のスペースを使う為、気を使わなければならず。。結局他のいい家が見つかったタイミングで出ていくことにしました。

 

 

③今住んでいる家 シェアハウスのようなアパート 

最後に紹介するのは今住んでいる家。前の家に住んでいるときに何気なくインターネットで家検索していたところ、たまたまこの家の空き情報が出てきて、見学に行ったら気にいったので住むことに決めました(真剣に探していないときにポッといいものが出てくるものですね)。

「シェアハウスのようなアパート」というのは、キッチンと洗濯機は共用ですが、その他は完全個室だからです。

分かりにくいですよね。あれ?アパートのようなシェアハウスなのかな?(自分でもわからなくなってきました。。)

とにかく説明すると、今の家は見た目は普通の一軒家ですが中がとても広く、三階建てで個室も9部屋あります。しかも、各部屋にシャワー室&お手洗いが付いています!部屋によって少しずつ造りが異なり、中にはメキシコの家には珍しくバスタブが付いている部屋も!!

気になる家賃は家具付き、光熱費とインターネット代込み、一週間に一回の部屋の掃除付きで3,200ペソ(約1万9千円)今まで住んだ家の中で一番高いですが、家の中は改装されていて比較的綺麗ですし、私の部屋にはバルコニーがあり洗濯物も干せるのでこの値段でもいいかな、と思いました。ちなみに先ほども言いましたが、キッチンと洗濯機は共用なのでそういう意味ではシェアハウスみたいです。

 

実際に住んでみて

各部屋にシャワー&お手洗いが付いており完全個室になっている為、プライベートを確保しつつも、共有スペースでたまに他の住人とも話が出来るので寂しさは感じないですね。このバランスがちょうどいいです!!

キッチンは共用なのでたまに食器を放置する人がいてイラッとしますが、幸い?結構細かい住人が住んでいる為、誰かが食器を放置するとクレームを入れてくれます。あと共用スペースは週に二回掃除が入るので大体は綺麗な状態を保っています。

それから、ガスが切れた等の問題が発生しても、大家が比較的早く対応してくれるので安心です。大家がトラブル対応を早くしてくれるかも大事なポイントです(特に対応が遅いメキシコでは難しいかもしれませんが)。

 

こんな感じで今の家は結構気に入っている為、今のところ特に引っ越す予定はありません!

 

 

いかがでしたか? 

家探しは結構体力が必要ですし、ましてや異国の地で自分に合った家を見つけることは容易ではありません。しかし、今回紹介したようにメキシコにも色々な家があります。もし、家探しをしている方がいらっしゃれば、数ある選択肢の中からご自身の希望に合った家が見つかることを祈っています!

 

では、また!