メキシコ人の若者はアントロが大好き

皆さん、こんにちは。偽物通訳のエリカです。

先日、ストレス解消のためトランポリン場に遊びに行きましたが、つい全力で跳ねて、走って、壁のトランポリンに体当たりしまくっていたら、次の日全身筋肉痛で疲労が悪化してしまいました(あと、疲労のせいか夜中に悪夢にうなされました)。

 

 

さて、それはさておき今回はタイトルにも書いてありますが、アントロについて書きたいと思います。

他のスペイン語圏はよく分かりませんが、メキシコでいうアントロとはナイトクラブのことです。

  

そして、このアントロですが、メキシコの若者にとってはなくてはならない場所のようです。(もちろんこういう場所が苦手なメキシコ人もいますが少数派)  

 

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金曜日や土曜日の夜になるとアントロは人でいっぱい!!

誕生日パーティーの二次会的な感じで足を運ぶ若者や、好きな子を誘って一緒に踊りに行く人も!

一言にアントロといってもラテン音楽、レゲエ、エレクトリックと一応ジャンルで分かれているようです。

盛り上がるのは大体夜の11時以降から明け方の4時くらいまで。

皆元気ですねー。

 

 

クラブに行ったことのある人は想像できると思いますが、

中に入るとそこにあるのはチカチカ光るライト、大音量の音楽、お酒、そして露出した服を着た人たち(あとたまに天井を舞う謎の大量の煙)。皆お酒を飲みながら音楽に合わせて体を動かしたり、ただ単に会話を楽しんでいます。

 

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ちなみにこんな巨大千手観音像があるところも!派手すぎ。。

 

服装は特に規定はないようで、女性はピチピチのワンピースを着ている人もいればカジュアルにジーンズで来る人もいます。

男性はワイシャツ着用者多数。胸元をパーンッと開けてセクシーアピールをする(アピールしているようにしか見えない)のが主流のようです。中には胸毛チラリやモッサリの人も。

 

日本人男性もアントロに行く機会があればワイシャツ&胸元ッパーン!で参戦してみて欲しいです。あとメキシコ人男性はワックスもやたら髪につけているのでそれもお忘れなく!!

 ※ちなみにですが、メキシコ歴の長い日本人の男友達によると、ワイシャツを着て、胸元のボタンを外した自撮り写真をSNSにアップしている男は要注意とのこと!

(そんな人いっぱいいるような。。。)

 

 

男性、女性関係なく日本人の方もメキシコでお友達が出来れば「アントロ行こうよ!」と誘われることがあると思うので話のタネに行ってみるのもいいと思います。

彼らにとっては交流の場のようなもので日本でいうカラオケ行くような感覚ですかね?私は初めて会うメキシコ人に‘Sí sales?‘=「出かけたりするの?」と聞かれたことが何回かありましたが、大体「踊りに行くのか?」という意味でした。

 

 

私がアントロに初めて行ったときは、 

「日本のバブルってこんな感じだったのかなー。」

と、何故か「バブル」というワードが頭を過りました。

気のせいかもしれませんが、メキシコ人の服装が少し昭和っぽくも見えたのと、

「バブル」=セクシーな服を着た人たちが踊っているというイメージがあるので。。

(私は平成生まれなのであくまでも想像です)

  

 

さて、メキシコ人の生活には欠かせないアントロを軽く紹介してみましたが、私は正直言ってあまりアントロの良さがわかりません。。

 

どこ行っても毎回同じような曲が流れているし、大音量の音楽のせいで大きい声で話さないといけないから喉は痛くなるし、相手も耳元で大きな声で話してくるので耳も痛くなるし。。

 

それから、アントロ=踊るのが上手な人達が行く場所なのかと期待していたのですが(しかもメキシコ人踊りうまそうだし!!!)、いざ行ってみると、

 

 

 

 

あれ?? そうでもない。

 

 

 

 

お酒を飲みながら話したり、単に音楽に合わせて体を揺らしているだけの人が結構多く、勝手に少し失望してしまいました。

 

 

得意気にカニステップで音楽に乗って近づいてきて、踊りの誘いをしてくれる男性もたまにいましたが、ただ音楽に合わせて(もしくは合わせている風で)密着して体を動かすだけの謎の儀式にしか思えず。。

残念ながらボディータッチが好きではない私にとっては憂鬱な時間となってしまいました。

  

ですので、私もたまに行って音楽に乗るのは嫌いではないですが、実は一時間もしないうちに飽きてしまいます。

二時間経ってさらに飽きてくると、皆が海底で怪しげなライト(&たまに謎の煙)の中でお酒を飲みながらタコのようにクネクネ踊っている集団見えてきたり。。。

なんだかディ〇ニーのアトラクション、海底〇万マイルに出てきそう。

 

そして、 そんな光景を見ていると、

何故かわからないけれど救いようのなさを感じる。 

ここにいてはどこにもたどり着けない気がしてくる。

 家に帰るとたばこの臭いと体のだるさで虚しさが残る。

 

 

ということで、残念ながら私にはアントロの素晴らしさがわかる日が来ることはなさそうです。。

(私はサルサなどを踊るのは好きですが、メキシコの若者にはあまり人気はない模様)

 

 

あ、でもたまに可愛くて踊りが上手い子がいるのでそれは目の保養になってます!!

踊るのに飽きるとそういう子達を見て楽しむのもおススメですよ!!

 

 

では、また次回!!